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必須75分

画像のデジタル化

学習目標
学習の作業時間の目安
読む(画素、解像度、階調、色)20分
例題を追う(データ量、RGB)20分
操作(解像度の比較、白黒画素の2進数)15分
自力演習(段階別の練習)15分
振り返り5分

1. 画素と解像度

画像を格子状に区切った最小の点を画素(ピクセル)といいます。画素の数が多いほど滑らかな画像になり、これを解像度といいます。横の画素数 × 縦の画素数で表します。

2. 階調と色

画素の明るさを段階で表したものを階調といいます。1画素を8ビットで表すと、256段階になります。

カラーの画素は、赤(R)・緑(G)・青(B)の3つの明るさで表します。各8ビットなら、1画素は24ビットで、224 = 16,777,216 色を表せます(24ビットフルカラー)。

R: 8bit G: 8bit B: 8bit 1画素 1画素 = 8 + 8 + 8 = 24ビット → 2^24 = 16,777,216 色 白黒の画素は1つの明るさだけを持つ(階調の段階数は 2^ビット数)
図1 カラー画素は R・G・B の3つの明るさで表す。1画素の色数は、3つのビット数の合計で決まる。

3. データ量の計算

画像のデータ量 = 横の画素数 × 縦の画素数 × 1画素のビット数

例: 1920 × 1080 の24ビットフルカラーなら、1枚で 1920 × 1080 × 24 = 49,766,400 ビットです。バイトに直すと 49,766,400 ÷ 8 = 6,220,800 バイトです。

解像度を変えて見る

同じ円を、画素数を変えて描きました。画素が少ないと、輪郭がギザギザ(ジャギー)になります。

4. 白黒の画像を2進数で表す

下の格子で、黒い画素を1、白い画素を0とします。各行を2進数の8桁とみると、1行ごとに16進数の2桁で表せます。操作して、2進数と16進数の変化を確かめてください。

5. 画像の論理演算

白黒の画像は、画素ごとに AND・OR・NOT で組み合わせられます。例えば、背景の白黒を反転(NOT)してから別の画像と AND をとると、背景だけを抜いた合成ができます。画像の切り抜きや合成の基本です。

注意
解像度を上げると画質は良くなりますが、データ量が増えます。画像を保存する形式(圧縮)は、13「データの圧縮」で扱います。

例題: 1画素のビット数と色数

  1. 白黒の画素を 8ビットで表すと、階調は 2^8 = 256 段階。
  2. カラーの画素で R・G・B を 8ビットずつにすると、1画素は 24ビット。
  3. 色数は 2^24 = 16,777,216 色。

段階別の練習

自力演習(15分): 画素数とビット数の掛け算を、段階を追って練習します。

易(基本の確認)

  1. 白黒の画素を1ビットで表すと、8×8 の画像のデータ量は何ビットか。
    答えと解き方8 × 8 × 1 = 64 ビット。
  2. 1画素の階調が 2 段階(白と黒)のとき、必要なビット数はいくつか。
    答えと解き方21 = 2 なので 1 ビット。

標準(手順を組み合わせる)

  1. 1920 × 1080 の白黒画像(1画素 8 ビット)のデータ量は何バイトか。
    答えと解き方1920 × 1080 × 8 = 16,588,800 ビット。÷ 8 = 2,073,600 バイト。
  2. 同じ画像を24ビットフルカラーで保存したときのデータ量は、白黒の何倍か。
    答えと解き方24 ÷ 8 = 3 倍。画素数は同じなので、ビット数の比だけで決まる。

共通テスト形式(読み取りと判断)

  1. 解像度を縦横とも 1/2 にすると、データ量は元の何分の一になるか。
    答えと解き方縦と横で 1/2 × 1/2 = 1/4。画素数が 1/4 になるため、ビット数が同じならデータ量も 1/4。
  2. 1画素の R・G・B をそれぞれ 4 ビットで表すと、表せる色数はいくつか。
    答えと解き方1画素は 12 ビット。212 = 4096 色。

振り返り

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