ネットワークの仕組み
学習目標
- LANとWANの違いを、範囲と回線の使い方で説明できる。
- 集中処理と分散処理、クライアントとサーバの関係を説明できる。
| 学習の作業 | 時間の目安 |
|---|---|
| 読む(進展、LANとWAN、集中と分散) | 15分 |
| 例を追う(役割の見極め) | 10分 |
| 自力演習(段階別の練習) | 15分 |
| 振り返り | 5分 |
1. 情報通信ネットワークの広がり
遠方へ情報を送る手段は、電信・電話から始まり、今はコンピュータどうしを接続するネットワークが一般的です。ネットワークは、情報を伝えるための回線・機器・取り決めの組み合わせです。
2. LANとWAN
LAN(ローカルエリアネットワーク)は、会社や学校など比較的狭い範囲をつなぎます。WAN(広域ネットワーク)は、離れたLANどうしを通信事業者の回線で結びます。インターネットは、こうしたネットワークが相互に接続された世界的な網です。
3. 集中処理と分散処理
処理の分け方には、大きく2つがあります。集中処理は、ホストコンピュータにすべての処理を任せ、端末は入出力だけを行います。分散処理は、ネットワークでつながったコンピュータが処理を分担します。サービスを提供する側をサーバ、要求する側をクライアントと呼びます。コンピュータどうしが対等に通信する形はピアツーピアです。
例: 役割の見極め
次の場面は集中処理と分散処理のどちらか。(a)銀行の窓口端末が、本店の大型コンピュータに問い合わせる。(b)写真を、友人のパソコンへ直接送る。
答え: (a)集中処理(端末は入出力だけを担当し、処理はホストで行う)。(b)ピアツーピア(対等な関係の分散処理)。
段階別の練習
易(基本の確認)
- LANとWANの違いを、範囲で答えなさい。
答えと解き方
LANは会社や学校など狭い範囲。WANは離れたLANを通信事業者の回線で結ぶ広い範囲。 - 集中処理で、処理を行う中心になるものは何か。
答えと解き方
ホストコンピュータ。端末は入出力を担当する。
標準(手順を組み合わせる)
- サーバとクライアントの役割を、「要求」と「提供」の言葉で説明しなさい。
答えと解き方
クライアントはサービスを要求し、サーバはそれを提供する。 - 分散処理の利点を1つ挙げなさい。
答えと解き方
処理を複数のコンピュータに分けるため、1台に負荷が集中しにくい(一例)。
共通テスト形式(読み取りと判断)
- 学校の教室のパソコンをつなぐネットワークは、LANとWANのどちらか。
答えと解き方
LAN(学校など比較的狭い範囲)。 - 銀行の支店どうしを専用回線で結ぶネットワークは何と呼ばれるか。
答えと解き方
WAN(離れたLANを通信事業者の回線で結ぶ)。
振り返り
- LANとWANの違いを説明できましたか。
- 集中処理と分散処理の違いを、処理の場所で説明できましたか。