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必須90分

表計算ソフトによるデータの処理

学習目標
学習の作業時間の目安
読む(数式、参照)20分
読む(関数の書式)20分
例を追う(累積雨量、警報の判定)20分
自力演習(段階別の練習)25分
振り返り5分

1. 数式とセルの参照

セルの最初の「=」は、その後に示された値をそのセルに代入するという意味です。参照するセルを、相対参照(例: F3)、列と行を固定する絶対参照(例: $F$3)と使い分けます。

コピーすると、相対参照は位置に応じて変わります。たとえば、雨量の累計の式「=F3+D4」を下にコピーすると、参照する行も 1 ずつ変わります。

セルに式 関数 並べ替え・抽出 グラフ 式の先頭は「=」。コピーすると、参照するセルの位置が相対参照では自動で変わる。
図1 表計算の基本の流れ。

2. 関数

関数書式と働き
SUM=SUM(範囲)。範囲内の数値の合計。
AVERAGE=AVERAGE(範囲)。範囲内の数値の平均。
COUNT=COUNT(範囲)。範囲内の数値の個数。
IF=IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)。条件によって結果を変える。
COUNTIF=COUNTIF(範囲, 検索条件)。条件に合うセルの個数。
SUMIF=SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲)。条件に合う行の合計。

3. 並べ替えと抽出

データを一定のルール(昇順、降順など)で並べ替えると、傾向をつかみやすくなります。条件に合う行だけを取り出すことを抽出といいます。

例題: 累積雨量と警報の判定

  1. 累積雨量の式を入れる(例: =F3+D4)。
  2. 雨量が 5mm 以上の行を抽出する。
  3. 水位が「氾濫危険水位」(1.60m)以上なら「氾濫危険水位」、「避難判断水位」(1.50m)以上なら「避難判断水位」と表示する。IF 関数を2段に入れ子にして作る。

段階別の練習

易(基本の確認)

  1. セルの最初に付ける記号は何か。
    答えと解き方=(等号)。
  2. 範囲内の数値の平均を求める関数は何か。
    答えと解き方AVERAGE。

標準(手順を組み合わせる)

  1. =SUM(B2:B5) は何を計算するか。
    答えと解き方B2 から B5 までの数値の合計。
  2. 雨量が5mm以上の行だけを取り出す操作は何と呼ぶか。
    答えと解き方抽出。

共通テスト形式(読み取りと判断)

  1. セル D5 に =$F$3 と入れ、右にコピーすると、参照先はどう変わるか。
    答えと解き方列(F)も行(3)も固定されるので、参照先は変わらない($F$3 のまま)。
  2. IF(A1>=10, "大", "小") で、A1 が 9 のときの結果は何か。
    答えと解き方「小」(条件を満たさないため偽の場合)。

振り返り

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