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必須60分

数値データの整理と欠損値・外れ値

学習目標
学習の作業時間の目安
読む(精密さ、正確さ、誤差)15分
読む(外れ値、欠損値、補完)15分
例を追う(補完の計算)10分
自力演習(段階別の練習)15分
振り返り5分

1. 精密さと正確さ

測定値と真の値の間にはずれ(誤差)が生じます。測定値のばらつきが小さいほど精密です。測定値の平均と真の値の差が小さいほど正確です。精密さを高めるには、同じ実験を繰り返して平均する方法があります。

精密で正確精密だが不正確正確だが不精密 点の散らばりが小さいほど精密。平均が真の値に近いほど正確(点線は真の値)。
図1 精密さと正確さの違い。点の散らばりは精密さ、点の中心と真の値のずれは正確さを表す。

2. 外れ値

一部の測定値が、ほかの測定値から大きく異なる場合、それを外れ値といいます。統計処理では外れ値を除くことが多いですが、ミスによる異常値か、ある条件が重なったときに現れる値かは、結果を比べて判断する必要があります。

3. 欠損値と補完

データが取得できなかった値を欠損値といいます。欠損値を前後のデータから推定して補うことを補完といいます。例: 14時(12.0)と16時(13.0)の平均から、15時の値を (12.0 + 13.0) ÷ 2 = 12.5 とする(独自の数値)。

4. 文字データ・画像データ

文章や画像からも情報を取り出せます。テキストマイニングは、文章を単語などに分けて出現の頻度や関係性を読み取ります。画像認識は、画像から意味のある情報を読み取る技術です。

段階別の練習

易(基本の確認)

  1. 測定値のばらつきが小さいことを何と呼ぶか。
    答えと解き方精密。
  2. 取得できなかったデータを何と呼ぶか。
    答えと解き方欠損値。

標準(手順を組み合わせる)

  1. 14時の値が 12.0、16時の値が 13.0 のとき、15時の値を平均で補うといくつか。
    答えと解き方(12.0 + 13.0) ÷ 2 = 12.5。
  2. 外れ値の扱いで注意すべき点を1つ答えなさい。
    答えと解き方ミスによる異常値か、条件が重なって現れた値かを、結果を比べて判断する。

共通テスト形式(読み取りと判断)

  1. ある測定の平均が真の値と大きくずれているが、ばらつきは小さい。この測定は何が不足しているか。
    答えと解き方正確さ(精密ではあるが、正確ではない)。
  2. テキストマイニングが扱うデータの例を1つ挙げなさい。
    答えと解き方報告書やアンケートなどの文章。

振り返り

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