情報I 学習サイト
必須45分

アナログとデジタル・情報量

学習目標
学習の作業時間の目安
読む(アナログとデジタル、単位の説明)15分
例題を追う(量子化の操作、換算)10分
自力演習(段階別の練習)15分
振り返り(下の確認問題)5分

1. アナログとデジタル

水銀温度計は温度を連続的な長さで表します。これをアナログといいます。一方、デジタル温度計は「22.5℃」のように、最小単位0.1℃ごとの数値で表します。0.1℃の間の温度は表せません。これがデジタルです。

デジタルに変換すると、元の値との差(量子化誤差)が生じます。例えば 22.53℃ は 22.5℃ として記録されます。このように、値を決めた段階(段階の間隔)に丸めることを量子化といいます。

時間の方向は連続のままで、振幅だけを段階に丸めています。時間を区切ること(標本化)は 07 で扱います。

22.0 22.2 22.4 22.6 22.8 実際の値 22.53 22.5 として記録(最も近い段階へ丸める)
図1 連続的な温度(アナログ)と、0.1℃刻みの値(デジタル)。22.53 は 22.5 と 22.6 の間にあり、近い 22.5 に丸められる。

2. 0と1で表す

コンピュータは数・文字・画像・音を、0と1の組み合わせで表します。1桁の0か1をビットといい、8ビットをまとめて1バイトといいます。

単位読み方関係
bitビット—
Bバイト1B = 8bit
KBキロバイト1KB = 1024B
MBメガバイト1MB = 1024KB

この教材では 1KB = 1024バイト の換算で統一します(2進数の桁の単位に合わせた換算です)。10進の「1000バイト」とは区別してください。

1 B(バイト) 1 KB 1 MB 1 B = 8 bit 1 KB = 1024 B 1 MB = 1024 KB ÷ 1024 ÷ 1024 右へ進むほど単位は大きく、同じデータの数値は小さくなる(換算は割り算)。 例: 8 bit は 1 B、16 bit は 2 B(bit の値を 8 で割ると B の値。KB から B へは 1024 倍)。
図2 単位の関係。1 B = 8 bit、1 KB = 1024 B、1 MB = 1024 KB。bit の値を B に直すには 8 で割る。

3. 表せる情報の数

nビットでは 2n 通りの情報を表せます。例えば 3ビットなら 8通り(000〜111)です。

段階別の練習

自力演習(15分): 易から共通テスト形式へ。答えは開いて確認し、途中式も書いてみましょう。

易(基本の確認)

  1. 4ビットで表せる情報は何通りか。
    答えと解き方24 = 16 通り。
  2. 1024 B は何 KB か。
    答えと解き方1024 ÷ 1024 = 1 KB。

標準(手順を組み合わせる)

  1. 1.5 MB は何バイトか(1 MB = 1024 KB、1 KB = 1024 B)。
    答えと解き方1.5 × 1024 × 1024 = 1,572,864 B。
  2. 振幅を4段階(2ビット)で表した量子化の段階の間隔は、最大値 1 に対して何か。
    答えと解き方段階の数は4なので、段階の間隔は 1/(4−1) = 1/3 ≒ 0.33。最大の量子化誤差は間隔の半分の約 0.17。

共通テスト形式(読み取りと判断)

  1. 1000 通りの情報を区別するには、最小で何ビット必要か。
    答えと解き方29 = 512 < 1000 ≤ 210 = 1024 なので、10 ビット。9 ビットでは 512 通りしか区別できない。

振り返り

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