Webページの閲覧とメールの送受信
学習目標
- Webページを閲覧するときの、DNS と HTTP(HTTPS)の役割を順に説明できる。
- メールの送信(SMTP)と受信(POP、IMAP)の違いを説明できる。
| 学習の作業 | 時間の目安 |
|---|---|
| 読む(閲覧の流れ、HTTP/HTTPS) | 15分 |
| 読む(メールの送受信、SMTP/POP/IMAP) | 15分 |
| 例を追う(メールの宛先) | 15分 |
| 自力演習(段階別の練習) | 20分 |
| 振り返り | 5分 |
1. Webページを閲覧する仕組み
Webブラウザで Webページを見るとき、コンピュータは次の順で通信します(例: 気象情報などの Web ページ)。
- URL からドメイン名を取り出し、DNS サーバに Web サーバの IP アドレスを問い合わせる。
- DNS サーバから IP アドレスを受け取る。
- 宛先の IP アドレスと送信元の IP アドレスを付け、要求をインターネットへ送る。
- ルータを経由して、目的の Web サーバに届く。
- Web サーバが、ページのデータを返す。
- ブラウザがページを表示する。
2. HTTP と HTTPS
Web ページの閲覧には、HTTP または HTTPS を使います。HTTPS は、HTTP に通信の暗号化を加えたプロトコルです。
3. メールの送受信
メールは、送信には SMTP、受信には POP または IMAP を使います。POP はメールをサーバからダウンロードして受信するのに対し、IMAP はサーバにメールを残したまま読むことができます。
例: メールの宛先の読み取り
アドレス taro@sample.ed.jp へ送るとき、@ の後ろ(sample.ed.jp)でドメイン名を調べ、そのドメインのメールサーバの IP アドレスを DNS で問い合わせます(この教材の説明)。
段階別の練習
易(基本の確認)
- Webページを見るとき、最初に問い合わせる先はどれか。
答えと解き方
DNS サーバ(Web サーバの IP アドレスを調べる)。 - メールを送るときに使うプロトコルは何か。
答えと解き方
SMTP。
標準(手順を組み合わせる)
- POP と IMAP の違いを、「サーバにメールを残すか」で説明しなさい。
答えと解き方
POP はダウンロードして受信し、IMAP はサーバに残したまま読める。 - HTTP と HTTPS の違いを、1文で説明しなさい。
答えと解き方
HTTPS は通信内容を暗号化する仕組みを加えた HTTP。
共通テスト形式(読み取りと判断)
- 閲覧の流れで、ページを受け取るまでの順序として正しい組み合わせを選びなさい。(ア)DNS への問い合わせ → 要求 → ページ受信。(イ)要求 → DNS → ページ受信。
答えと解き方
(ア)。Web サーバの IP アドレスが分からないと要求を送れないため、DNS が先。 - メールの宛先 taro@sample.ed.jp の sample.ed.jp は、何を表すか。
答えと解き方
受信側のドメイン名。そのドメインのメールサーバを DNS で調べる。
振り返り
- 閲覧の手順を、DNS と HTTP の役割で説明できましたか。
- 送信と受信のプロトコルを、使う場面で言い分けられましたか。