情報I 学習サイト
必須70分

Webページの閲覧とメールの送受信

学習目標
学習の作業時間の目安
読む(閲覧の流れ、HTTP/HTTPS)15分
読む(メールの送受信、SMTP/POP/IMAP)15分
例を追う(メールの宛先)15分
自力演習(段階別の練習)20分
振り返り5分

1. Webページを閲覧する仕組み

Webブラウザで Webページを見るとき、コンピュータは次の順で通信します(例: 気象情報などの Web ページ)。

  1. URL からドメイン名を取り出し、DNS サーバに Web サーバの IP アドレスを問い合わせる。
  2. DNS サーバから IP アドレスを受け取る。
  3. 宛先の IP アドレスと送信元の IP アドレスを付け、要求をインターネットへ送る。
  4. ルータを経由して、目的の Web サーバに届く。
  5. Web サーバが、ページのデータを返す。
  6. ブラウザがページを表示する。
閲覧するPC DNSサーバ Webサーバ 緑: DNS(IPアドレスを問い合わせる) 青: HTTP(ページを要求し、受け取る)
図1 Webページを閲覧する流れ(例)。DNSで IP アドレスを調べ、HTTP(HTTPS)でページを取得する。

2. HTTP と HTTPS

Web ページの閲覧には、HTTP または HTTPS を使います。HTTPS は、HTTP に通信の暗号化を加えたプロトコルです。

3. メールの送受信

メールは、送信には SMTP、受信には POP または IMAP を使います。POP はメールをサーバからダウンロードして受信するのに対し、IMAP はサーバにメールを残したまま読むことができます。

例: メールの宛先の読み取り

アドレス taro@sample.ed.jp へ送るとき、@ の後ろ(sample.ed.jp)でドメイン名を調べ、そのドメインのメールサーバの IP アドレスを DNS で問い合わせます(この教材の説明)。

段階別の練習

易(基本の確認)

  1. Webページを見るとき、最初に問い合わせる先はどれか。
    答えと解き方DNS サーバ(Web サーバの IP アドレスを調べる)。
  2. メールを送るときに使うプロトコルは何か。
    答えと解き方SMTP。

標準(手順を組み合わせる)

  1. POP と IMAP の違いを、「サーバにメールを残すか」で説明しなさい。
    答えと解き方POP はダウンロードして受信し、IMAP はサーバに残したまま読める。
  2. HTTP と HTTPS の違いを、1文で説明しなさい。
    答えと解き方HTTPS は通信内容を暗号化する仕組みを加えた HTTP。

共通テスト形式(読み取りと判断)

  1. 閲覧の流れで、ページを受け取るまでの順序として正しい組み合わせを選びなさい。(ア)DNS への問い合わせ → 要求 → ページ受信。(イ)要求 → DNS → ページ受信。
    答えと解き方(ア)。Web サーバの IP アドレスが分からないと要求を送れないため、DNS が先。
  2. メールの宛先 taro@sample.ed.jp の sample.ed.jp は、何を表すか。
    答えと解き方受信側のドメイン名。そのドメインのメールサーバを DNS で調べる。

振り返り

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